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気を高める5つの方法: 呼吸法から良質な睡眠まで
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なぜか、あの人は、「いつも元気があるな〜」という人が、まわりにいませんか?

元気とは、「万物が生まれ育つ根本となるエネルギー」のことをいい、
エネルギーが満ちている状態のことをいいます。

どうやって気を上げていくのか?

「気」という概念は、日本やその他の東洋文化で重要な役割を担っています。これは一般的にエネルギー、生命力、または精神的なバランスを指すと解釈されています。
気を上げる、すなわちエネルギーを高めたり、精神的なバランスを改善する方法にはいくつかのエビデンスに基づいたアプローチがあります。

下記を見ていきましょう。

1. **呼吸法の実践**:
深い呼吸や瞑想の技法は、心身のバランスを整え、気の流れを良くすることに役立ちます。研究によれば、深い呼吸は自律神経を調整し、リラクゼーション効果をもたらします。
※脳は、(①思考脳・人間脳)大脳新皮質、(②感情脳・動物脳)大脳辺緑系、(③生態脳)脳幹、と分かれていますが、
②と③は、意識的に、わたしたちはコントロールで来ません。


特に、③は生態維持の脳であり、心臓を動かしたり、している脳ですが、
そこが自律神経をコントロールしているともいわれています。
そのため、③をリラックスさせることが、自律神経や身体の状態を調えるには最適です、しかし、③は、意識的にコントールできない場所です。
唯一の③へのアプローチ方法が呼吸なのです。
呼吸だけは、③にアプローチし、整えること助けをするのです。
そのため、昔の人々は、実験を繰り返し、呼吸の重要性と呼吸法を確立していったのではないかと思います。

2. **身体運動**:
タイチ、気功、ヨガなどの運動は、気の流れを改善するのに役立つとされています。これらの運動は身体の柔軟性を高め、気の循環を促進すると考えられています。

3. **食生活の改善**:
均衡の取れた食事は、体内エネルギーのバランスを保つのに重要です。伝統的な東洋医学では、食事が気の質と量に直接影響を及ぼすと考えられています。

例えば、世界的に食事法である、マクロビオティック、実は、日本食が起源であります。
1908年に養生会を結成した石塚左玄(いしづかさげん)の弟子の桜沢如一が、パリへ行き伝えたことからマクロビオティックを、形つくり、創始者になりました。
というように、古来から、日本は食を色々な意味合いで、発展させていったのです。その中心は、米であり、旧字では、気は氣(〆ではなく、米)と書かれていました。その話は、今後していきましょう。

出典wikipedia

マクロビオティック (macrobiotics) は、従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法ないし思想である。長寿法を意味する。玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学を持つ。運動創始者の桜沢如一は、石塚左玄の玄米を主食とした食事法のための食養会に所属し会長も務めた後、思想を発展させ、また民間運動として世界に普及させた。他の呼称に玄米菜食、穀物菜食、自然食、食養、正食、マクロビ、マクロ、マクロバイオティックがある。

マクロビオティックの運動の始まりとしては、1928年に桜沢如一が行った講習会であると桜沢の夫人が述べている。現在ではさまざまな分派が存在するが、桜沢如一に端を発した食に関する哲学や独自の宇宙感に関してほぼ同じ考えを保っており、また各集団も連携している。2010年代には、マクロビオティックの健康効果の推定と、乳がんや糖尿病にて臨床試験を実施した医学論文が出されており、日本でも栄養学者等を招いたシンポジウムが開催されている。

特徴
玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法である。おおむね以下のような食事法を共通の特徴とする。

玄米
・玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食とする。
・野菜、穀物、豆類などの農産物、海草類を食べる。
・有機農産物や自然農法による食品が望ましい。
・なるべく近隣の地域で収穫された、季節ごとの食べものを食べるのが望ましい。
・砂糖を使用しない。甘味は米飴・甘酒・甜菜糖・メープルシロップなどで代用する。
・鰹節や煮干しなど魚の出汁、うま味調味料は使用しない。出汁としては、主に昆布や椎茸を用いる。
・なるべく天然由来の食品添加物を用いる。塩はにがりを含んだ自然塩を用いる。
・肉類や卵、乳製品は用いない。ただし、卵は病気回復に使用する場合もある。
 厳格性を追求しない場合には、白身の魚や、人の手で捕れる程度の小魚は、
 少量は食べてよいとする場合もある。
・皮や根も捨てずに用いて、一つの食品は丸ごと摂取することが望ましい。食品のアクも取り除かない。
・コーヒーは身体を冷やすので避ける。「一物全体」「身土不二」「陰陽調和」の、三大理念を柱に持つ。



4. **自然とのつながり**:
自然に触れることは、心身の健康を促進し、気を高めることにつながります。緑のある環境や自然の中で過ごすことが、心身のリラクゼーションとエネルギーレベルの向上に貢献します。
※最近、キャンプが流行っていますね。単純に自然回帰しているわけではなく、
人間が本来持っている状態を整えるために、自然は効果的であるといわれています。 都市は人工的な物質で作られているため、音などの周波数を比べても、自然は、地鳴りやマグマの揺れなどの低い周波数帯から、 虫の鳴き声などの高周波まで幅広い周波数があります。
また、情報量が、年々増加している社会において、
脳が調整をするモードになるためには、自然が重要だともいわれています。

5. **良質な睡眠**:
十分な睡眠は、体内のエネルギーバランスを整え、気を高めるのに不可欠です。睡眠は体と心の回復プロセスであり、気の質を改善することが示唆されています。
脳は、起きている時間は、フルで活動しています。
そんな脳を、睡眠によって、リフレッシュさせているだけでなく、例えば、認知症の原因などといわれているアミロイドβは、一般的に睡眠を7時間以上とらないと、脳から排出されないと言われているように、身体を整えるには睡眠は非常に重要となります。

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